SEK'D Prodif Plusはスタジオ・ホビイスト向けのサウンドカードである。主な特徴として
といったところが挙げられる。
日本では、HookUpが正規輸入代理店となっている。
と前置きはそのくらいにして、ボードはこんな感じ。
DAC/ADCはCirrus Logic(旧 Crystal Semiconductor)のCS4222。
DIRがCS8414。DITがCS8404A。
DAC/ADCの右にあるのはXILINXのProgrammable
Gate Arrays XCS20。
アナログ入出力はあくまでもおまけというか確認用なので、まああまり性能は期待しない方がいい感じ。でも過渡特性はSound Blasterみたいにひどくはないかも。ってノイズフロアで判断するのもどうかと思うけど。データはここ。
んで、これがHigh-bit, High-samplingもバッチリという証拠写真。受け側はTA-V777ES。24/88もオッケー。
次はちょっとでかいけど動作させている画面。Winampの上にあるのがメインコントロールで
、ここから各入出力のコントロールを呼び出せる。
WinampのwaveOut plug-inは、出力デバイスの数に注目。当然入力もこんな感じ。
面白いのは、実際のデバイス入出力とアプリケーション側から見えるデバイスの間に、ドライバ内部でセレクタがあって、自由に入力ソースが選べる。左上のコントロールのPlayback:がそれにあたり
、WinampではDigital
Outputに出力しているが、それをアナログ出力でも同時出力したり、例えばDigital
Inputを選ぶと、ディジタル入力に入ってきた信号をアナログでそのまま出力させるなんてこともできる。ディジタルは同軸と光入出力があるので、メディアコンバートにも使える
。(ただし、ディジタル入力を光と同軸を同時には使えない)
とまあ、なかなか使いでのあるカード。PCもやるオーディオマニアにお薦めしておきたいアイテムである。