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感想

ゆうまお someday to be happy

ゆうまお someday to be happy @ 恵比寿 天窓.switch
2008/3/14 (金)
19:00開場 19:30開演 21:15頃終演

vo,pf: ゆうまお / gt: 遠藤肇 / b: 小川雄二 / dr: 直井茂雄 (スキップカウズ)

PICT1555.JPG

セットリスト:

1. クラブハウスサンド

(MC)

2. Mr. ロンリーガール
3. 答案用紙

(MC)

4. ジンジャーエール

(MC)

5. ノウティス
6. 蒼空にくちづけたら

(MC)

7. シアワセナリス (弾き語り、セルフカヴァー)

(MC)

8. 半分 (弾き語り、セルフカヴァー)

(着がえ)

9. Black cat on the piano

(MC)

10. 戻れない証拠
11. スイートホームソング

(MC)

12. a direction of the day after tomorrow

(MC)

13. someday
14. fine

(アンコール)

EN. みちしるべ (弾き語り)


怒濤の3月ライブ4発目。
恵比寿は急な雷雨、大雨のなか、開演しました。

「クラブハウスサンド」でスタート。アルバムの1曲目から始まったので、もしや、と思ったら、やはり、新アルバムを、アルバムの曲順で聴かせてくれました。

ピアノの前に座っているゆうまお。
「あんまりよく見えないんだよな…。後ろの方で、わたしの顔見えないよって人、いますか?」
後方では、少なからず挙手している人が。
「あーよかった。居ませんね?(←どうやらゆうまおも後ろの人が見えていないらしい)」複雑な笑いが会場からこぼれる。

「ジンジャーエール」のMCにて。
「今日はドリンクがありますけど、空気読めてる人は、ちゃんと、アレを飲んでますよね。」どっとウケる会場。
「アレー?『頼んでない』という声がちらほら聞こえますが、、、」
「というか、ウィルキンソンの関係者の方とか、いませんかね?取引先が、とか」
「こんなにジンジャーエールを歌ってる歌なんてないと思うんですけど。CM出演が夢のゆうまおです。」

「みんなと一緒に歌いたいと思います。『素晴らしきはこの世界 手にしたのは』に続いて、『ジンジャーエール ジンジャーエール』」
全員で2回練習、後方のお客さんのみ、女の子のみ、に続いて、2階にも要求するゆうまお。「それじゃ、2階席行ってみようか。関係者だからって油断してるんじゃないよ~?」さらに、名前は失念してしまいましたが、個人を名指しで指名もw(後日加筆: 菊谷知樹さんだったと思われます)
2階席を見たら、麻衣ぴょんを発見。みんな見上げるものだから、見つからないように隣の人の陰に一生懸命隠れたり、顔をそむけたりしていましたが、全然バレバレですからーーー残念!
ゆうまおの歌に、手拍子と会場からの歌い声とが合わさり、まさにステージの興奮は最高潮に。

「ノウティスは、どうも女子にちょっと人気があるようなんですよね。」「といっても、8人くらいにしか訊いてないんですけど」
そしてはじまった「ノウティス」に続き、「蒼空にくちづけたら」。
構成がライブ用にアレンジされており、CDでは間奏中に入っていた消えゆくような英語のささやきが、前奏に入っていました。このセリフはCDではなかなか完全に聞き取ることが難しく、ゆうまおも今のところ明かしてはいません(web喫茶よずりの 第209回にてゲストでゆうまおが出演された際、ヒントは出していました)。

新アルバムの合間に、弾き語りで2曲セルフカヴァー。1曲は、小野大輔さんの「ひねもす」に提供した「シアワセナリス」。
「『Mr.ロンリーガール』もそうだし、ボクとかキミとか、男っぽい歌が多かったんですよね。『蒼空にくちづけたら』も、頼人くんという男の子の歌だし。『シアワセナリス』は、思いっきり女の子らしい詞を書きました。」
ゆうまおの書く詞はホントに良い詞で、無駄なコトバなんてひとつもないんだよなあ。前向きで明るい詞は、僕らにちょっぴり元気を分けてくれる。
入り口でもらったパンフレット(写真)を開くと、アルバムの各曲歌詞からピックアップした言葉が並べられているのだけど、これまた、どきっとさせられたり、胸を打つ言葉ばかりで、ライブ後に見て感無量になってしまった。

弾き語り2曲目は、「半分」。田村ゆかりの歌う「かしまし~ガール・ミーツ・ガール~」のイメージソングなのだが、ゆうまおが歌うとこんなに違って聞こえるのか!曲が流れてくると、ああ知ってる曲だなとは思ったものの、雰囲気があまりに違いすぎて、元は誰が歌っていたか全く思い出せず、後で調べてゆかりんだと分かった時には、驚愕でした。
ゆかりんバージョンもキャラソンとしては普通に良いんですが、弾き語りでゆうまおが歌うと凄く良いですね。CDが出た当時もよく聴いてましたが、改めて聴き直しても良い曲ばかりなので、セルフカヴァーアルバムとして出してくれないかな、CooRieみたいに。

「Black cat on the piano」では、ゆうまお衣装チェンジ。
「一応、『Black cat on the piano』のイメージで選んでみました。」というゆうまおは、黒を基調とした出で立ち。スカートとニーソックスの間に手を置いて「この辺が…ちょっと恥ずかしいです」
「今までは『貴公子』とか呼ばれたりしましたが、『女の子っぽくしたら』というスタッフからの意見もあり、今度のアルバムでは、ちょっとガーリィな感じにしました」

「a direction of the day after tomorrow」
ラジオでも触れてましたが、「幸せに、限界はない」
良い言葉だよなあ。聴いていて、涙が出てきそうになる。
続いて、「someday」。これまた、幸せに満ちあふれた前向きな未来の歌。

「今までは文化祭の感覚だったなぁって。『面白そうだからやっちゃえー!出来たー!やったー!』って。今回のアルバムを作るにあたって、ホンモノを目指そうと思って、がんばって作りました。前のアルバムとは違うものを感じることができたでしょうか。違わなかったと思ったなら、これからまだまだ一生懸命勉強して、ライブもやって、そう思ってもらえるよう頑張ります。」
これまでの仕事をみるに、ゆうまおは努力家さんだなあと。タイアップにしろ、キャラソンの作詞にしろ、楽曲提供にしろ、作品や歌い手をとことん研究して、練りに練ってじっくり歌詞を考えているように思う(もちろん、才能もあるわけだけど)。キャラソンであれば、キャラクターの設定を小道具としてうまく活かしつつ心情を明確なメッセージとして歌っていて、作品を知っている人なら間違いなく共感できる。ある意味、岡崎律子さんタイプだなーと思う。彼女より発表のペースはずっと早いけれど。

アンコールは、「みちしるべ」を弾き語りで。CDに入ってるのとは違い、フルバージョンで聴かせてくれました。

そんなわけで、大満足の2時間でした。4月、5月もライブを予定しているようなので、都合がつけばまた行きたいなあ。

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2008年3月15日 00:12に投稿されたエントリーのページです。

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