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iTunes アーカイブ

2007年10月 4日

定期的なウィンドウのアクティブ化

少なくとも、iTunes 6.0.5 for Windowsまではこんな仕様ではなかったのだが、最近のiTunesでは、ダイアログボックスを開いていたり、何らかの処理の進捗をあらわすダイアログが表示されている間、定期的にiTunesが自分のウィンドウをアクティブウィンドウにしようとする。

なぜこんな仕様にしているのか、いまいち理解に苦しむのだが、例えば他のウィンドウからタイトル等の情報をコピペしたい時や、時間の掛かる処理を行っている間、別のアプリで他の作業を行おうとすると、邪魔をしてくれるわけで、即刻こんな仕様はやめてほしいものである。

しかも、進捗ウィンドウにキャンセルボタンがあるものの場合、何とキャンセルボタンがデフォルトボタンに設定されているため、アクティブになっている状態でエンターキーを押すと、処理がキャンセルされてしまう。文字入力などを行っている際に突然iTunesがアクティブウィンドウになり、文字変換確定等の勢いでエンターキーを押してしまい、処理がキャンセルされてしまったことが何度あったことか。

2007年9月27日

xmlファイル上のパス

要望というか、バグっぽい?

iTunesで、プレイリストをxmlにエクスポートしてインポートすると、ファイルが見つかりませんでしたのエラーでインポートできないものがぼろぼろ出てくる。

長くてファイル名の後ろがちょんぎられているようなもので、特にASCII文字以外のかな漢字などが含まれていると発生する可能性が高いように見えるが、精査していないので条件は不明。

iTunes Library.itlが破損してiTunes Music Library.xmlから読み直した時なんかも起きていて、結構前からこの不具合には何となく気が付いてたのだが、いまだに直っていないっぽい。

2008年4月26日

歌詞変更が反映されない不具合

以前もこんなバグあったんだけど、またエンバグしたかな。

歌詞が入力・保存された状態で、バイト数(あるいは文字数?)が変わらないように修正して保存しても、開き直しても修正した結果が保存されていないという。

以前は、先頭256バイトだかそのくらいまでは変更されたか見てるけど、それより先で変更を加えても、データ長が同じだと変更したと見なされず、保存されないという感じのバグであった。
今回はそこまで調べてないけど、たぶん同じ?

tell usはまだしていない。英語で書くの面倒~

2008年8月 1日

iTunes 7.7.1

致命的なバグのあった7.7のリリースから3週間、やっと待望の新リリース。

待ってましたとばかりインストールしたのだが、、、結論から言うと、自分の場合はインストールしない方がいいと思った。前より悪い。

iTunes 7.7で確認できていた不具合は(あくまで自分の場合だが)

  • (1) Vista環境で問題になっていた、AppleMobileDeviceHelperが強制終了のループを起こし、エラーダイアログが延々出続ける問題

色々webを見てみると、AppleMobileDeviceHelperをadmin権限で動かすように設定すればOKなどを見つけたが、そもそも自分はVistaのあのいまいましいUACを切っていて、既にadmin権限で動作している。なので、このケースではないようだ。
で、一つ前のバージョンである7.6.2のAppleMobileDeviceHelperを持ってきて、上書きして動かすことで、ひとまずこの問題は回避した。

  • (2) iTunesを終了させようとすると、暴走してCPU使用率が100%になったまま、応答しなくなる

これも2chかどっかで同じような例を見たような気がするが、しょうがないのでタスクマネージャーで強制終了している。もちろんiTunesがアイドル状態であることを確認してね。しかしヘタするとライブラリデータベースの書き換え中に終了させて壊す危険性があるので、怖い…。

  • (3) touchに同期対象としていないプレイリストが、転送されている。しかも内容は実際のプレイリストとは異なっている。iTunes上の左側のツリービュー上でも、touchに転送されているプレイリスト一覧に、同期対象ではないプレイリストが表示されている。iTunes 7.7 + iPod touch 2.0にしてから気がついたので、実は以前から起きていたのかもしれないが…。

で、今回リリースされた7.7.1ではどうなったかというと、どうやら(1)の問題は解決されているようだが、それ以外は変わっていなかった。

(3)の問題は、もしかしたらtouch内のデータに不整合が起きている可能性を考えて、一旦touch内の全データを削除して、再転送を試みることにした。しかし、これが悲劇の始まりだった…。

まずはtouchの「設定」-「一般」-「リセット」-「すべてのコンテンツと設定の消去」でデータと設定を削除。
iPod touchソフトウェア1.xの頃は、システム管理領域の削除のみだったようだが、2.0から完全フォーマットするようになったのか、削除に2時間くらい掛かるようになってしまった。途中でのキャンセルは不可。その間ずっとバックライトが点灯しっぱなしなのだが、実行中にバッテリが切れたら一体どうするつもりなのだろうか。
まあそんな疑問はあるが、とりあえず全部削除を実行する場合は、電源に接続して行った方が良さそうだ。

消去完了後、自動的に再起動してiTunes上に「iPodを設定」という画面が現れ、新しいiPodとして扱うか、バックアップから復元するか訊いてくる。で、バックアップから復元を実行。完了後また再起動。

あれ?また「iPodを設定」の画面が出ましたが。。。touchの方を操作してみると、コンテンツは転送されていないものの、アプリや設定はほぼ正しく復元されている。なんだこりゃ。
PCを再起動してもダメ。再度バックアップから復元を実行してもダメ。システムソフトウェアの復元を実行してもダメ。iTunes 7.7.1をアンインストールして再インストールしてもダメ。
とにかく何をやっても、touchをつなぐと「iPodを設定」の画面になってしまう。
ちなみに、「新しいiPodとして設定」で進むと先に進み、使えるようにはなる。iTunes側のtouchの設定は飛ぶけどね。

そこで、最後の手段ということで、前のiTunes 7.7+7.6.2のAppleMobileDeviceHelperの環境に戻した。
この状態では、やはり「iPodを設定」の画面が出たが、7.7から再度バックアップから復元を行ったところ、直った。

どうも、7.7.1のバックアップから復元の機能が腐ってるんじゃないかという疑いが、、、

7.7ではOutlookのスケジュールの同期とか、なにやら他にも色々不具合があるみたいなので、その辺が今回の7.7.1でどのくらい直ってきてるのかにもよるが、自分の環境(や使い方)で特に問題が出ていなければ、当面むやみにアップデートしない方が良さそうだ。アップデートする場合も、元に戻せるよう、バックアップを取って万全の態勢で。

というか、Appleは一体どの不具合を不具合と認識していて、どのバージョンでどの不具合を修正し、新機能を追加し、仕様変更を行ったのかを明らかにすべき。

2008年8月 9日

iTunes 7.7以降のフリーズ問題

(これの(2)の問題)

iTunes 7.7以降にしてから、終了しようとするとフリーズする問題は、
ウィルス対策ソフトのNOD32の問題っぽい。

http://www.eset.com/support/kb.php?option=com_kb&Itemid=29&page=articles&articleid=760

NOD32のバージョンを2.7から3.0にアップデートしたところ、見事に解決。

2008年8月10日

iPhoneの同期

以前、iPod 4G (photo)を使っていたとき、ほとんど転送するものがないのに、毎回同期に15分くらい掛かる問題で悩まされたことがあった。その時は、一旦iPodを初期化して、全部転送し直すと同期がすぐ終わるようになって解決したんだけど、iPhoneでも同期が2、30分くらい掛かる現象が起こっている。

iPod touchでは特に問題ないので、同様に、コンテンツを全部消してから再同期すればなおるかなあ…。でもコンテンツの消去って2時間くらい掛かるし、おまけにiTunes 7.7.1にしちゃったので、復元が腐る問題が…。
やはり片っ端からtell usで書かなければダメか。しかし英語で書くのが面倒くさい…。

iPodのsync対象リスト

(これの(3)の問題)

iPhoneに音楽を同期するのに、自分は選択したプレイリストのみを同期するようにしている。
ところが同期後、選択していないプレイリストも、iPhone上のプレイリスト一覧には出てきて、しかもその内容は本来のプレイリストのモノとは異なっているという現象が起こっている。


sync-want-list.png

左は、同期しようとしているプレイリストの選択画面。





sync-result.png

でもって、こちらが実際に転送されているプレイリストの画面。赤い矢印で示しているプレイリストは、同期対象となっていないにもかかわらず、転送されている。

この画面を作っていて気がついたのだが、どうやら、同期対象のプレイリスト(静的・スマートいずれも)の名前の先頭部分が一致しているスマートプレイリスト(の一部)が、転送されてしまっているようだ。一方、静的プレイリストには影響しないようだ。

赤い矢印のスマートプレイリストの名前をよく見てみると、どれも同期対象のプレイリスト(青い矢印)と先頭部分が一致していることがわかる。

なお、iPod touch、iPhoneでは起こるが、iPod 4G (photo)では起こらないっぽい。

2008年8月 9日

アドレス帳の問題(2): Appleの場合

iPod touchにWindowsアドレス帳を転送してみると、AppleはAppleで読みがなに関する不具合が…。

CBIMG001.png

上記のように読みがなを入れていると、

touch-address.png

読みがなの姓に名が表示されており、名の部分は空欄になっている。

photo.png

結果として、連絡先の並び順が、「姓、名」の順でソートを選択していても、名前でソートされてしまう。

ちなみに「名、姓」の順にすると、名前は空欄なので、頭文字で分類されず、記号その他に全部入ってしまう。

CBIMG009.png

iPod touch上で読みがなを編集して、PC側へ同期を行うと、元々入っていた姓の欄はそのままで、名の欄にiPod touch上での姓がカタカナで入る。iPod touch上での名は表示されないどこかのフィールドに保存されているようだ。

2008年11月 1日

iTunes歌詞

iTunesでは、曲ファイルに歌詞を入力することができ、入力しておくとiPodやiPhoneで表示することができる。
その歌詞欄だが、一旦書き込んだ歌詞の後ろの方を、文字数が変わらないように修正すると、修正が保存されないようだ。
だいぶ前同じ不具合があり、その後直ったのだが、またエンバグしたようだ。

厳密にはチェックしていないが、冒頭3kBくらいの部分の文字を変更するか、総バイト数だか文字数だかが変われば保存される。文字の打ち間違いで、文字数が変わらないように冒頭3kBくらい以降を修正してOKを押しても、保存されない。

2010年4月21日

iTunesでiPod/iPhone同期時のトランスコード

iTunes 9.1から、接続したiPhone/iPodの画面に「ビットレートの高い曲を128kbps AACに変換する」というオプションが付いた。
これは、iTunes側のライブラリにある高ビットレート(基本的にはApple losslessコーデックが想定されている)の曲ファイルを、iPhone/iPodにsyncする際に128kbps AACにトランスコードして転送してやることで、容量を節約するための機能である。
元々、容量の小さいiPod shuffleだけにあった機能だが、これがiPhone/iPod全体に拡大された。

基本ロスレスで残しておきたい派だが、ロスレスでiPhoneに入れていたらいくら容量があっても足りないので、これまでは仕方が無くAACとApple lossless両方でエンコードして、自作の同期ツールを使ってリアルタイムにレーティングや再生回数の情報を相互で同期していた。が、これがまあ面倒なのである。

自分はメタデータ厨でもあるので、CD取り込み時には曲名やら作曲者やらをきっちり正確に入れる。連名の区切り文字、全角半角文字の使い方などにも規則を設けているし、大文字小文字もブックレット通りに正確に入ってないと気が済まないので、cddbにあるCDであっても、全曲照らし合わせてチェックする。
Apple losslessでのrippingが終わったら、次は読み仮名の入力である。この読み仮名の入力が、iTunes側がいまいちな造りでまた面倒なのだが、今は割愛するとして、読み仮名が終われば次はジャケット画像をスキャナで高解像度で取り込んでレタッチして曲に追加、さらに曲によっては歌詞を入れるといった案配である。(もちろん歌詞の打ち方にも一定の規則を設けている)

まあこうして文章化してみると、正直呆れるくらいの手間を掛けているわけだが、ここまでデータを完成させてから、losslessからAACへトランスコードさせればよいのだが、ジャケットアートワークや歌詞は非常に時間が掛かるので、AACトランスコードの方が先になることが多い。
そうすると、どうしてもlossless・AACのファイルに対して二度打ちしなければならなくなる。
また、読み仮名や歌詞が入っていない既存の古い曲に入力する場合も、当然二度打ちが必要になる。

他にもプレイリストを二重管理しなければならない等、不便な点は数多くあり、正直losslessとAACのデュアルフォーマット管理はかなり面倒なのであるが、今回のsync時トランスコード機能で、夢にまで見た(大げさ)一本化が可能となったのだ。

IMG_0365.png
しかし現実はそう甘くはない(笑)。sync時にトランスコードされるので、追加変更する曲数が多いと、syncに時間が掛かる。特に初回sync時はとてつもない時間が掛かる。
さらにいきなりバグ発見。iPhoneにトランスコードして歌詞が画像のように読み込み中のまま止まって、表示されない。iPodではタイトルだけ表示されて、歌詞欄はブランクのままである。
(5/3加筆: iTunes 9.1.1でこのバグは修正されました)

また移行作業が結構大変。
今まではiPhone用にAACのプレイリストを作成していたため、まずはプレイリストを一本化。ひたすら手作業で手直しである。
さらに、再生回数や最終再生日をlossless側へマージ移行する必要がある。(これまでは再生回数のみAAC側にリアルタイムにマージしていた)
実はプレイリストを移行する過程で、一旦ファイルにエクスポートして、ファイルを直してからインポートし直すことでまるまるlossless用に変換しようとしたのだが、ファイル形式でm3u8でインポートしたら、ライブラリ上の曲名が全て "曲名 - アーティスト名" の形式に書き換えられてしまい、しょうがないのでこれを修正していたら修正中にiTunesが落ち、曲ファイルへのリンクが200曲以上切れてしまった。この手直し作業がまたとてつもなく手間の掛かる作業で、現在のところまだリカバーの目処は立っていない。

なかなかままならぬものである。。。(というか、腐った実装とバグ多すぎだろうJK)

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