Re: VT100技術資料について


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From i16@imasy.or.jp (林 愛一郎)
Date Thu, 19 Oct 2000 12:44:19 +0900
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こんにちは、i16(愛一郎)です。

φ(._.) 安原 <yasuhara@welcat.co.jp> wrote
on Thu, 19 Oct 2000 11:10:00 +0900
in "Re: VT100技術資料について" as:
>
>  これだけを見ると、ISO6429のエスケープシーケンスと
>同じですね。もしかして、ISO6429はVT100をISO化した
>ものなのでしょうか?

あ〜特には強調されませんがもちろんそうです。
全部では無駄なのでサブセットが ANSI になったんじゃないかと思います。
で、ANSI が ISO という流れでは?
termcap に ansi と言うのもあると思います。

実際の VT-100 だと
4.2bsd の termcap に VT-100 スペシャルのフラグが幾つかあって
VT-100 のバグの様な仕様のようなミョーな動きの補正もしてましたが
VT-100 コンパチという触れ込みの CTC とか ADM だと動きが違う等
当時からやや混乱していたので ANSI が出来たのかも知れません。

VT-100 って200万円ぐらいしたんじゃないかと思いますが
1億円のコンピュータについて来ちゃったのはともかく
追加でいくつも買う場合には VT-100 にはならなかったので
コンパチ機が何台かありました。
ただし VMS で使っていた時期までで、
bsd には termcap の仕掛けがあって端末を選ばなくなったので
安い機種で済むようになって行きました。
とりあえずCRT端末であればだいじょぶで
端末が来ると説明書を見て termcap を考えるというのは
買い物の一連の流れだったような。
その後は専用機でなくてパソコンの端末モードが増えました。

ちなみに端末の機能がどこまで低くて良いかでテストしてみたら
普通のタイプライタ表示(CR/LF 含む)以外には
左上に戻るのぐらいがあれば vi が動いたような記憶があります。

逆に termcap 対応のOSでしか使わないような場合に
端末に拡張機能を持たせて termcap も配布して
既存の端末にはない機能で連係させてしまうという
そういう作り方もあります。
(というか昔そういう端末ソフトを作って売った覚えがある)

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