先日購入し、盛大なノイズに悩まされたパイオニアのVSA-AX2AHですが、カスタマーサービスに問い合わせたところ、点検しますということで、サービスマンに来てもらった。
たしかに残留ノイズ、ハムノイズがひどいということを確認してもらい、技術の人間と電話でやりとりをしながら、メイン2チャンネルを鳴らしているゴールドムンドの電源を切ってみる。
変化なし。
サービスの方は、「単体でもダメです」と相手に伝えると、相手は「プリアウトのコードを外さないと単体の確認にならない」と言ったらしく、電話を切ってから試してみる。
すると、1本目のインターコネクトを抜き、2本目を外した瞬間、盛大なハムノイズがぴたっと止まったではないか!
(残留ノイズは依然として結構あり、若干、ハムノイズも残っていましたが、激減しました)
シャーシをアーシングすることを提案したのですが、最近のAVアンプはデジタル回路のノイズの影響を抑えるため、アースをフローティングしていることが多いそうで、あまり効果は期待できず、おすすめできないそうです。
サービスマンが帰られた後で、色々試したところ、ゴールドムンドのプリにつないでいるD730がどうやら犯人っぽい。インターコネクトか、電源コードのどちらかを外すとハムが止まる。電源に2P-3Pプラグを入れると収まるので、グランドから流れ込んでいるようだ。
とりあえず、初期不良というセンは消えたが、VSA-AX10やオンキヨーのアンプでは問題なかったので、回路設計と組み合わせの問題なんだろうなあ。いずれにせよ、AX10と比べて残留ノイズはちょっと大きめなので、まあ、価格相応ということでしょうか……。
うーん、、、