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2009年7月 アーカイブ

2009年7月 2日

[感想] 空中迷路 vol.10 @ 新宿SACT!

空中迷路 vol.10 トーク&ライブ @ 新宿SACT!
2009/6/28 (日)
19:00開場 19:30頃開演 21:45頃終演

vo: micco / gt: 菊池達也 / b: 山本昭

セットリスト:

1. 地球

(MC)

2. 空中迷路

(MC)

3. 星空
4. 青空loop

(MC)

5. 空に舞う

(トークパート)

6. 君とスロー
7. 初恋limited

(MC)

8. 芽生えドライブ (Acoustic & Bösendorfer version)

(MC)

9. 流星レコード

(EN)

EN1. violet


前回はwebから先着順でチケット販売され、瞬殺されて参加できなかったので、久しぶりのSACTでのライブとなりました。
今回もメルマガでの告知となりましたが、配信時には既にチケット販売が始まっていたというゲリラ売り(笑)。色々あったようですが、まあ良席がゲットできたので結果オーライw

marble.jpg

昔の空中迷路ライブは整理番号が無かったので(そもそも予約制でチケットがなかったが)、びっくり。


キーボードが置いてあったので、佐藤さんが入るのかなと思いきや、石川智久さんがゲストで参加。
客席側からみて左端から、山本さん、石川さん、miccoさん、菊池さん、という並びで、服装は石川さんが茶、石川さんとmiccoさんが白、菊池さんが黒という出で立ち。
石川さんとmiccoさんが、同じ白の衣装で揃ったことから、「新しいユニットって感じだね」
石川「大体、(菊池さんが)なんでそんな端っこなわけ?」
菊池「色違うし、なんかサポートミュージシャンって感じですよね」
石川「色くらい合わせてこいよォォォォ」「前もって打ち合わせとかしてないの?」
micco「したことないですね」

石川さんは「空に舞う」に加え、「芽生えドライブ」では「ひだま~ぶる」に収録されていたピアノバージョンを演奏。レコーディングと比べると、静けさと力強さのコントラストが迫り来る、鮮烈な演奏でした。

トークパートは、タイトルに「トーク&ライブ」と銘打っているだけあって、小一時間くらい?けっこうたっぷり時間を取っていました。
さすがにmicco・菊池さんの二人でそれだけ引っ張るのは無理があると、佐藤さんが司会に入る。

佐藤さんが「今日はいつもと雰囲気が違うなって思ったんですが、今日『空中迷路』ライブ参加初めてって人、手を挙げてもらえます?」と問うと、大体三割くらいほどでしょうか。「空中迷路」はそこそこハードル高いと思われるので、結構な割合ではないでしょうか。逆に固定ファンはがっちり固定されている感じがしますがw

「初恋limited」PVで、惜しげもなく太ももをさらしながらひたすら走っていた子は、実は以前「空中迷路」ライブでオープニングアクトを務めていた鈴木悠季さんだったらしい。うーむ、全然気がつかなかったw

うみものがたりのOP「violet」では、当初標準的なOPフォーマットである89~90秒に合わせて編集していたが、さとじゅん監督の「充分余韻を残してゆったり終わらせてください」という粋な計らいにより、大幅に延びたそうです。
また、公式サイトからは見られるPVは、ジャケット写真の撮影時に当日急遽撮ることになったものなのだとか。

佐藤「最近見てるアニメはありますか」
micco「えーと、リストランテ パラディーゾ?」
佐藤「miccoさん腐女子ですかww」

wwwwwwwww

micco「腐女子って何ですか」
佐藤「......アニメが大好きな、女の子?」「......説明すると長くなるので、これでカンベンしてくださいw」

いや、ちゃんと説明しなくていいと思いますwww


トークパートが終わると、再びライブ。トータルで10曲と、曲数は少なめでしたが、その分密度が濃く感じられました。普通は、この1曲が良かったとか、この辺はそうでもなかったとか、波があるものですが、どれも良くて、marbleはやっぱりライブ向きだよなあ、と再認識したのでありました。

2009年7月 8日

[感想] YOKO KANNO SEATBELTS「超時空七夕ソニック」~次回公演は22世紀を予定しております。~

YOKO KANNO SEATBELTS「超時空七夕ソニック」~次回公演は22世紀を予定しております。~ @ さいたまスーパーアリーナ
2009/7/7 (火)
18:00開場 19:00開演 22:00終演

シートベルツ are...
drums: 佐野康夫 / bass: バカボン鈴木 / guitar: 今堀恒雄 / percussion: MATARO / synthesizer manipulation: 坂元俊介 / horns: シートベルツホーンズ featuring 本田雅人 / violin: 篠崎正嗣 / cello: 堀沢正巳
orchestra: ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
conductor, piano, keyboards: 菅野よう子
vocals: May'n・中島愛・坂本真綾・ORIGA・Scott Matthew・Steve Conte・山根麻以・Gabriela Robin


2回の先行抽選販売に外れ、webから一般販売で運良くチケットをゲットすることができました。発売開始数分で完売、友人と3人で異なるプレイガイドでトライしていましたが、ひどいところではイベントの説明ページですらたどり着けないという具合で、競争の熾烈さが伺えます。

それはそれはもう、筆舌に尽くしがたい素晴らしいパフォーマンスの数々。全曲グレイテストヒット、全曲が勝負曲。
この規模ともなれば、綿密なイベントメイクは当然なのでしょうが、それにしてもまあ寸分の隙もないこと。歌も演奏も、これホントに歌って弾いてんだろうなあ?と疑いたくなるくらい、レベル高すぎる。はっきり言って、出来すぎです。

さいたまスーパーアリーナ、さすがにでかい。観客数は17,000人だそうで。しっかりとしたステレオイメージが定まっていたし、反響音も適切にコントロールされていて、これだけ大きな会場にもかかわらず、驚くほど音が良かったです。

ステージを縦横無尽に駆け抜け、pf,key演奏していたかと思えば今度は踊り、一体どこに配置するのだろうと思っていたら、奥に隠れていて登場時はなかなかサプライズだったワルシャワフィルの指揮までこなし、ステージはさながらよう子さんの遊び場(playground)のよう。
さらにビッグサプライズ、なんと本人がライブでMoonを歌っちゃうとはっ。こんなサービス、滅多にないんだからねっ!

ぎっしり詰め込まれた3時間、お腹いっぱい、大満足、というよりむしろ、若干放心状態...。こんなコンサートは一生のうちに一体何回経験できるのか...。

IMG_0111.JPG

帰り、Moonの余韻も醒めやらぬまま、会場から出てきたら、見事なフルムーン、飛行機雲が満月を掠め、美しい光景でした。iPhoneカメラではあまり綺麗に撮れず、残念...。

2009年7月25日

[感想] twilight listening party vol. 6

twilight listening party vol. 6 @ 渋谷 DUO MUSIC EXCHANGE
2009/7/25 (土)
17:30開場 18:30開演 20:50終演


セットリスト:

[yozuca*]
1. サクラサクミライコイユメ
2. S.S.D.!

[CooRie]
3. 流れ星☆
4. 星屑のサラウンド

[瀬名]
5. Eternal Fantasy~愛は世界に遍く花のように~
6. Never End Wonderland

[麻生夏子]
7. Brand new world
8. programming for non-fiction

[Ceui]
9. センティフォリア
10. 聖戦スペクタル

[結城アイラ]
11. colorless wind
12. Weeping alone

[飛蘭(フェイラン)フェイにゃん]
13. Dark Side of the Light
14. mind as Judgment

[日本語でおkLittle Non]
15. bloooomin'
16. ハナマル☆センセイション

[美郷あき]
17. BLOOD QUEEN
18. Made in WONDER

[橋本みゆき]
19. Princess Primp!
20. Glossy:MMM

[全メンバー]
21. サクラサクミライコイユメ


久しぶりのTLP。今回はオールスタンディング、バンド入れ替えなしで1人あたり2曲ずつ歌ってバトンタッチというスタイルを取ってきた。以前はバンド入れ替えでだいぶ時間を食ってしまい、曲数が少なくて不満が残ったので、これはこれでアリですね。

ほぼ新曲+代表曲またはヒット曲を1曲ずつという選曲方針の模様。ほとんど現在やっているアニメ主題歌ショーケース的なセットリストとなっていました。

もちろんどのアーティストもすばらしくて、ランティスはライブアーティストをきちんと揃えてきたなあ、という感じがしますが、今回特筆すべきは、いずれもあまりライブ出演がなく、直に観る機会の少ないCeuiさんと結城アイラさんでしょうか。

最近、恐ろしい勢いでリリースしまくっているCeuiさん。直球でファンタジー色を感じる楽曲が多かったですが、「センティフォリア」では、今までの小高さん+Ceuiさんの持ち味はそのままで、うまく言葉にできないのですが、若干今までとは違う何か、変化の意識のようなものを感じて「おっ」と思いました。表現の幅が着実に広がっていて、ファンとしては喜ばしい限りです。
もう一曲は「聖戦スペクタル」が選曲されてきました。最近のものだと「espacio」かなあと思っていたので、意外です。できれば「mellow melody」が聴きたかったような気もしますが、急な仕事であえなくチケットを紙くずにした某T氏がもし選曲がmellow melodyだったら自宅の窓から飛び降りていたと騒ぐので、まあ良しとします。(ちなみに、彼は一階に住んでいます)
ステージでのCeuiさんは、かなり緊張されておられたのか、相当テンパっていた感じがしました。将来のソロライブのためにも、今後の成長が楽しみですね。(テンパっているCeuiさんも、初々しくてこれはこれで...)

続いて、結城アイラ名義でのデビュー曲となった「colorless wind」と、新曲「Weeping alone」を歌ったアイラさんですが、緊張されていたのか、本来の声が出きらずに終わってしまった感を受けました。
かとうあすか名義では何度もステージ経験はあるはずで、以前自分が聴きに行った時もしっかりと声が出ていましたが、それとは観客層も雰囲気も全く違うので、勝手が違うのですかね。

最後は、「サクラサクミライコイユメ」を、マイクを回しながら交代で歌っていました。Ceuiさんがこの曲を歌うとか、普通では考えられないことなので、うれしいサプライズでした。(ちょっと、「Ceuiさん、カラオケボックスに行くの巻」的感覚...)

2009年7月26日

[感想] 新居昭乃 LIVE 2009 ソラノスフィア

新居昭乃 LIVE 2009 ソラノスフィア @ JCB HALL
2009/7/26 (日)
17:15開場 18:15開演

vo+pf+gt 新居昭乃 / gt 堀越信泰 / gt+electro 保刈久明 / vn 藤堂昌彦 / bs 渡辺等 / ds ASA-CHANG / cho 柚楽弥衣


ドラムあり、ベースありの編成はなんだか久しぶりな気がしますが、今回はなんと言っても渡辺等さんのパワーを感じました。「きれいな感情」で後から乗ってくるベースにハッとさせられ、「Adèsso e fortuna ~炎と永遠~」のマンドラの音色に懐かしさを感じながら、どこか遠い遠い世界に思いを馳せたのでした。
ベースというと、縁の下の力持ち的な地味なイメージがありますが、渡辺さんのプレイはちょっと特別で、実に色彩豊かで、音楽全体を活き活きとさせる魔法の力を持ってるように思います。

今回、RGB LEDと思われる、フルカラー点灯可能で、色や明るさ、高さが1つ1つ独立して制御可能な吊り電球がたくさん上からセットされており、曲に合わせてうまく演出されていました。
昭乃さんのライブは毎回毎回、映像やセット、演出に趣向が凝らされていますが、色々考えるもんだと感心することしきりです。

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