メイン

覚え書き アーカイブ

2007年4月17日

SQL Server 2005とミラーリング

Windowsのセキュリティモデルとサービスアカウントをいまいちよく分かってないので、
はずしてるカモ(というより、たぶんやり方を間違ってるんだと思う)だけど、メモ。

SQL Server 2005でデータベースミラーリングをする際は、どうも
パートナーのサーバーインスタンスはどっちもドメインユーザーアカウントで
動かさないとうまくいかないっぽい。

ローカルシステムアカウントでセットアップしていると、
ミラー構築ウィザードでミラーの開始の時に、
「ホスト××のアドレスが有効ではないかポートに接続できない」ような感じの
エラーが出て、どうしてもうまく行かなかった。
エンドポイントの受け側のログを見ると、NT AUTHORITY\ANONYMOUS LOGONで
CONNECTしようとしてるので、明らかに権限の問題なんだけど、なんで
ANONYMOUS LOGON???
そりゃ、動かないと思いますが。常識的に考えて、、、
よくわからん。。。

あと、エラーメッセージもちょっとどうかと。そのメッセージじゃ原因わからんて!

2007年5月23日

VistaおよびVMにおけるえろげ動作状況

とりあえず手持ちのえろげ4本で確認してみた。
Windows Vista 32bit版と、VMware server 1.0.3 (ゲストOSはWindows XP Professional SP2 32bit版)で確認。VMwareは、Direct 3Dを有効にして検証。


ef -the first tale- (minori)

Vista→動作 / VMware→動作

はぴねす! (ういんどみる)

Vista→メーカー動作確認済 / VMware→インストール不可

夜明け前より瑠璃色な (オーガスト)

Vista→メーカー動作確認済 / VMware→動作

処女(おとめ)お姉さま(ボク)に恋してる (キャラメルボックス)

Vista→動作 / VMware→動作


※いずれもメーカーは動作保証していないので、参考程度にどうぞ。
「はぴねす!」は、インストール時に製品真正チェックを行っており、インストール後のファイルを他のPCへコピーすることで不正使用されないよう、ハードウェア固有IDとシリアルを用いてキーファイルを生成している模様。このハードウェア固有IDを取得するのに、VMwareだと固有IDにならないか何かの理由で、明示的に撥ねているように推測される。ひょっとしたら他のVMソフト上では動くかも。

2007年11月19日

DMR-BW900の不具合

うちで確認しているBW900の不具合一覧。


  • BD-ROM再生時に時々音が途切れることがある。スパイダーマン3で確認。

  • カット編集済みの素材をムーブインしたものを再生すると、カット編集点以後のA/V同期が大きくずれてしまうことがある。

  • D-VHSデッキへのムーブアウトが、最初の1回は出来たが、それ以降、「機器の準備が出来ていません。設定を確認してください」的なエラーメッセージが出て出来なくなってしまった。どうも、ムーブアウト機能を起動する時にLINCするのだが、その際に、D-VHSテープがセットされているかどうか確認を行っているようだ(たぶん誤消去防止ツメのチェックも行っているのではないか)。S-VHSテープが入っているとエラーになってしまうらしい。D-VHSテープを入れておいて番組選択に移ってから、S-VHSテープに入れ替えればまあOK。しかし、「機器の準備が出来ていません。設定を確認してください」じゃわかんねえっつーの!

  • 先日のアップデート後から、1080i素材の1080p出力時、再生設定を見ると「プログレッシブ: 切」と出ている上に、I-P変換方法(オート/ビデオ)が選べなくなってしまった。説明書をよく読んだところ、この表示と設定は出力解像度を480pに設定している時のためのものらしく、1080p出力しているのに今まで操作できていた方が、仕様としてはおかしかったようだ。1080i→1080p変換でも有効なのかと思ったのだが、、、いずれにせよ480iを720p/1080pで出力する際もI-P変換は必要なわけで、設定が変えられないのはちょっと腑に落ちない。

  • 先日のアップデート後から、放送視聴・録画したものの再生時に、画面モード切換でズーム(LB+PB額縁放送のズーム出力)を選んでも、ノーマルと変わらずズーム出力にならなくなってしまった。DVD再生時はズームになっている模様。


2008年1月21日

PS3のHDMI出力の落とし穴

PS3を、オンキヨーのAVアンプとHDMI接続していた時は7.1ch/176.4kHzで伝送されていたのに、パイオニアのAVアンプと接続したら、XMB操作状態で7.1ch (周波数は44.1か48kHzのどちらかと思われるが、表示する機能がないので調べられない)、SACD再生時で5.1ch/88.2kHzになっており、変だなあと思ったので、パイオニアのコールセンターに問い合わせてみた。

結果、「HDMIでマルチチャンネルの176.4kHz/192kHzの信号が入力されると、DSP等の処理ON/OFFにかかわらず、一律88.2kHz/96kHzにダウンサンプリングされます」とのこと。ちょっと残念だが、まあ仕方がない。しかし、マニュアルには書いておくべきだと思う。

でも、せめてCD、SACD 2ch STEREOソフトの再生時は176.4kHzで再生してもらいたいものである。

まず、PS3はHDMI接続において、基本的に同じサンプリング周波数で出力ができる限りは、より多いチャンネル数でHDMI伝送しようとするようだ。つまり、実際には2ch分の音しか出さないソフトの再生でも、HDMIでのリンクは5.1chないし7.1chで行うことがある。
まとめると、次のようなルールで伝送フォーマットを決めているように見える。

  1. 再生ソフトのチャンネル数確保を最優先
  2. 再生ソフト(アップサンプリング処理含む)のサンプリング周波数確保を次に優先
  3. その中で、可能な限り多いチャンネル数

一方で、パイオニアのアンプは、マルチチャンネルの176.4kHz/192kHzの信号は、ダウンサンプリングするものの、再生は可能なため、HDMIネゴシエーションにおいては対応信号として返す。そのため、PS3のサウンド設定で自動設定を行うと、2chソフトの再生であっても、PS3は7.1ch 176.4kHzや5.1ch 176.4kHzとして出力を行ってしまう。

そこで、手動設定にして、5.1ch/7.1chの176.4kHz/192kHzのチェックを外してみたところ、2chソフトの再生においては2ch 176.4kHz出力、SACDマルチについては5.1ch 88.2kHzで出力されるようになった。

2009年11月27日

Live Messengerの広告を外す

メッセを使っていて、やたらと出る広告やら何やらにうんざりしていたので、以前より広告を外したりURLをクリックした時にIE以外のブラウザでも開けるようにしたりいろいろするパッチを当てて使っていた。
先日、長らく使っていたLive Messenger 8.5が接続制限により接続できなくされてしまったので、仕方がなくLive Messenger 2009にバージョンアップしたのだが、今までのパッチが更新されていないので、探してみたら別のパッチを見つけた。

A-Patch for Windows Live Messenger

パッチで広告は消えたものの、どうもファイル受信すると落ちると思ったら、選択するとまずいパッチオプションがいくつかあり、ウィンクの送受信でも引っかかるものがあるようだ。

ひとまず、こんな設定が安全そうである。

2010年9月 7日

LinuxのソフトウェアRAID(md)のディスク障害対応方法

うちのサーバはCentOSベースで組んでいて、組むときにディスクをRAIDにするのに、低コストにICHxRベース(Intel Matrix Storage Manager)でやろうと思って調べていたが、どうもLinuxのこの手の半ソフトウェアRAIDのサポートはいまいち良くないようであったので、昔からあって世間的に実績も多い、OSのソフトウェアRAIDを採用することにした。

で、しばらく運用していて、昨年アレイを構成しているディスクが1本死んだので、交換を行った。
そもそも、うちでの構成は

% cat /proc/mdstat Personalities : [raid1] md1 : active raid1 sdb2[0] sda2[1] 554176 blocks [2/2] [UU]

md0 : active raid1 sdb1[0] sda1[1]
487829632 blocks [2/2] [UU]

こんな感じで、sdaとsdbでミラーを組んでいる。このときは、sdbの方が死んだので、普通にサーバをシャットダウンして電源を落とし、中を開けてsdbの故障したドライブを新しいドライブと交換してから再起動し、

% mdadm --add /dev/md0 /dev/sdb1 % mdadm --add /dev/md1 /dev/sdb2

こんな感じでアレイにパーティションを追加すれば、リビルドしてくれ、完了すれば元通りである。

ところが、今回は、sdaの方が死んだのである。

Sep 6 00:04:45 www kernel: ata1: soft resetting link Sep 6 00:04:50 www kernel: ata1: link is slow to respond, please be patient (ready=0) Sep 6 00:04:52 www kernel: ata1.00: configured for UDMA/133 Sep 6 00:04:52 www kernel: sd 0:0:0:0: timing out command, waited 30s Sep 6 00:04:52 www kernel: ata1: EH complete Sep 6 00:04:52 www kernel: SCSI device sda: 976773168 512-byte hdwr sectors (500108 MB) Sep 6 00:04:52 www kernel: sda: Write Protect is off Sep 6 00:04:52 www kernel: sda: Mode Sense: 00 3a 00 00 Sep 6 00:04:52 www kernel: SCSI device sda: drive cache: write back Sep 6 00:05:22 www kernel: ata1.00: exception Emask 0x0 SAct 0x0 SErr 0x0 action 0x6 frozen Sep 6 00:05:22 www kernel: ata1.00: cmd ea/00:00:00:00:00/00:00:00:00:00/a0 tag 0 Sep 6 00:05:22 www kernel: res 40/00:00:00:90:08/40:00:12:00:00/00 Emask 0x4 (timeout) Sep 6 00:05:22 www kernel: ata1.00: status: { DRDY } Sep 6 00:05:27 www kernel: ata1: link is slow to respond, please be patient (ready=0) Sep 6 00:05:32 www kernel: ata1: device not ready (errno=-16), forcing hardreset Sep 6 00:05:32 www kernel: ata1: soft resetting link (中略) Sep 6 00:06:33 www kernel: ata1: SRST failed (errno=-16) Sep 6 00:06:33 www kernel: ata1: reset failed, giving up Sep 6 00:06:33 www kernel: ata1.00: disabled Sep 6 00:06:33 www kernel: sd 0:0:0:0: timing out command, waited 30s Sep 6 00:06:33 www kernel: ata1: EH complete Sep 6 00:06:33 www kernel: sd 0:0:0:0: SCSI error: return code = 0x00040000 Sep 6 00:06:33 www kernel: end_request: I/O error, dev sda, sector 975659327 Sep 6 00:06:33 www kernel: raid1: Disk failure on sda1, disabling device.

こんな感じで、そもそもデバイスの応答がない状態になっている。

そもそも、ソフトウェアRAIDは、起動シーケンス中、initrd中のramdisk filesystem中のスクリプトからアクティベートされるので、そこから/にroot filesystemがマウントし直され、/sbin/initが呼び出される以降ではソフトウェアRAIDが機能しているが、それまでの、MBRからGRUBのstage 1が読み込まれ、そこからstage 2 loaderがロードされ、カーネル、initrdのロードと展開といったプロセスの間は、最初の起動ドライブ(つまりはsda)から読み出されるため、sdaが死ぬと起動できなくなるのである。

ここで、ドライブがホットスワップ可能なサーバハードウェアであれば比較的話は早く、障害の起きたドライブを新しいものに交換し、パーティションを設定してmdアレイにパーティションを追加すれば、リビルドできるし、GRUBを再インストールすればブートも可能となり、ダウンタイムゼロで交換作業は完了する。

今回、ホットスワップできない筐体であったので、どうしようかと思ったが、sdaが完全に機能しない状態になっていたとすると、このまま再起動してしまうと二度と起動できなくなってしまうので、サーバの再起動はせず、故障したドライブの電源コネクタを抜き差しすることで電源を再投入し、とりあえずディスクが生きているか確認を行った。
活線挿抜に対応したハードウェアではないので、本来このような作業はリスクを伴うが、今回はやむを得ずこのような対応を執った。

再投入後、

% echo "- - -" > /sys/class/scsi_host/host0/scan

バスの再スキャンを行ってみたところ、sdaではなくsdcでデバイスが認識されてしまった。ギャース。
先にデバイスの削除をしておくべきだったかな。
(以下では、話がわかりにくくなるので、sdcではなくsdaとして話を進めている)

ひとまず中身を確認してみると、とりあえずディスクは読めているようだ。
そこで、sdaのMBRをそのままsdbにコピーした。

% dd if=/dev/sda of=/tmp/mbr bs=512 count=1 % dd if=/tmp/mbr of=/dev/sdb bs=512 count=1

なお、これは下記のように、sdaとsdbのパーティション構成が完全に同じであることが大前提である。違う場合はそのままコピるとパーティションが壊れるので、絶対にやってはいけない。

% fdisk -l /dev/sda Disk /dev/sda: 500.1 GB, 500107862016 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 60801 cylinders Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes デバイス Boot Start End Blocks Id System /dev/sda1 * 1 60732 487829758+ fd Linux raid 自動検出 /dev/sda2 60733 60801 554242+ fd Linux raid 自動検出 % fdisk -l /dev/sdb Disk /dev/sdb: 500.1 GB, 500107862016 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 60801 cylinders Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 bytes デバイス Boot Start End Blocks Id System /dev/sdb1 * 1 60732 487829758+ fd Linux raid 自動検出 /dev/sdb2 60733 60801 554242+ fd Linux raid 自動検出

これで、sdbのディスクもMBRも含めてsdaと同じ状態になったので、一旦シャットダウンして、port 1につながっていたsdbのドライブをport 0につなぎかえ、こいつからブートすることにする。
port 1には、新しいドライブをつないでおく。

再起動すると、今までsdbだったドライブがsdaとして見え、普通にブートしてくる。sdbは新しいドライブになっているので、sdbのパーティションをsdaと全く同じになるように切って、mdadmでパーティションをmdアレイに追加してやればOK。

% mdadm --add /dev/md0 /dev/sdb1 % mdadm --add /dev/md1 /dev/sdb2

で、次に何かあった時のために、あらかじめsdaと同じMBRをsdbにコピーしておき、次sdaが死んだ時は、そのままport 0につなぎかえるだけでブートできるようにしておく。


まとめ:


  • LinuxでソフトウェアRAID(md)を使っている

  • mdパーティションからブートしている

  • ホットスワップできない筐体を使っている


上記条件で運用している時は、非常時に備えてあらかじめsdaのMBRをsdbにコピーしておく。

  • sdbが死んだ時は、普通にシャットダウンしてドライブ交換して再起動しmd設定

  • sdaが死んだ時は、シャットダウンしてsdbをport 0につなぎなおし、port 1に新しいドライブを入れて再起動しmd設定


ただし、sdaとsdbが同じパーティション構成になっている場合に限る(普通は同じにして使うと思いますが)

最後にお約束ですが、この通りにやって動かなくなっても知りませんので、自己責任でどうぞw

About 覚え書き

ブログ「物欲日記」のカテゴリ「覚え書き」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリはチャットログです。

次のカテゴリは買い物です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 4.261