行ってきました。
空中迷路 vol.5 @ 新宿SACT!
18:30開場 19:00開演 21:45頃終演
セットリスト:
[オープニングアクト: 鈴木悠季]
1. Peace of Mind (たぶんangelaのカヴァー?)
2. angel gate (FictionJunction YUUKAのカヴァー)
(小休止)
[瀬名]
3. Lover's Destiny
4. Eternal Fantasy~愛は世界に遍く花のように~
5. 愛の詩
6. TSUBASA (弾き語り)
7. prayer (弾き語り)
(小休止)
[Lil']
8. CHIARO SCURO
9. Lovin' You (Minnie Ripertonのカヴァー)
10. let me free
(小休止)
[Ceui]
11. サン・テグジュペリ (弾き語り)
12. エナジー (弾き語り)
13. mellow melody (弾き語り)
(小休止)
[marble]
14. smile
15. 空中迷路
16. 大好きが届かない
17. 青空loop
18. Early Christmas Morning (Cyndi Lauperのカヴァー)
19. 芽生えドライブ
(EN)
EN1. アネモネ (セルフカヴァー)
CeuiさんのblogをT氏に教えてもらってCeuiさんの出演を知り、空中迷路ライブにはじめて参加。知ったのは20日だったので、キャパ50人ということで、予約取れるか心配でしたが、普通に取れて拍子抜けでした。当日は一応席が一通り埋まったので、イベントとしてはぼちぼちというところでしょうか。
というか、何ですかこの豪華な参加アーティストの面々は。チケット2,000円×50人で100,000円なわけで、ハコの借り代やら諸経費引いたら、どう考えても儲けなんて出ない(ヘタするとボランティア出演)わけで、本当に音楽やライブが好きじゃないとできないし、それでもこうしてライブをやってくれるその姿勢には、頭が下がるばかりです。
オープニングは鈴木悠季さん。高校を卒業したばかりの新人さんのようです。とれとれぴちぴちです。クリスマス間近ということで、サンタガールのコスチュームで登場。若いって、本当にいいですなぁーー←おいおい
続いては瀬名さん。TSUBASAは大好きでよく聴いてましたが、Lover's Destinyを歌っている時の声はTSUBASAの時のそれとは違う雰囲気で、自己紹介されるまで「誰?この人?」と思ってましたww本当にスミマセンwww
どうやら風邪をひかれたようで、出番以外はマスクを着用していましたが、本番になるとそれを感じさせないくらいエネルギッシュに歌い、笑顔を振りまいておられ、さすがプロだな、と感服。
26日に発売になるEternal Fantasyのシングルの曲を一足先に披露。ED「愛の詩」がとても気に入ったのでCD欲しかったんだけど、そこら辺はきっちりしてるらしく、フライング販売はしていませんでした。残念。
次はTSUBASAを弾き語りで。ピアノ演奏が途中だいぶ危なっかしく、聴いてる方が大変どきどきしましたw。でもやっぱりいい曲だなあ。
おしまいは「prayer」。クリスマスをイメージして今日のために書き下ろしたのだとか。
Lil'の名ははじめて聞きましたが、普段はクラブを中心に歌っているのだとか。確かにダンサブルでスタイリッシュな曲でした。ギター演奏はtsugeさん、歌がucioさんの組み合わせ。marbleとは古くからの親友で、その縁で今回出演が決まったのだとか。Lovin' Youも難しい曲なのに自分のものにして歌いこなしていて、さすがです。
そしてCeuiさん。Ceuiさんを直に見るのはこれが初めてでしたが(というか全員初めてでしたが)、「足もとに降る雨」のジャケット写真を見て思っていたイメージと違い、かわいらしい素敵な方でした。
星の王子さまをイメージして2年前に書いたという「サン・テグジュペリ」と、Ceuiさんが大事な人を失くした時に書かれたという「エナジー」を披露。いずれもCD未収録の曲とのことで、耳にする機会に恵まれ幸運でした。
最後はやっぱりあの曲「mellow melody」。演奏が途中危なっかしいところもありましたが、それを補って余りある美しい生のCeuiさんの歌声が聴けて大満足。短い時間でしたが、うっとりとするような至福の時間でした。
CDで聴いていた歌声と比べて、生の歌声はメローでブリリアントな感じの声で、CDで聴いていた時の印象よりも幾分みずみずしいというか若々しい声色に聞こえ、ちょっとびっくりしました。いや別にCDでは老けて聞こえるということではないんだけども。
最後にmarble登場。vo. miccoさん+gt. 菊池達也さん+b. 山本昭さんで登場。「大好きが届かない」からLantisの佐藤純之介さんがpfで参加。こうして演奏するのは十数年ぶり、ライブは初めてだとか。「青空loop」からは元marbleドラマーのみやっちょさんがpercで参加。結構狭いステージで、ドラムセットやらは置けないので最小限のパーカッションで演奏してました。
佐藤さんがライブ初めての割にはやけに落ち着いてるwどう見ても仕事モードwwwおまけに途中のMCでは菊池さんに「新曲のアレンジまだですか」と言ったり、miccoさんには「時々(声が)低くなります」などとチクリ。菊池さん「ってダメ出しですかーッ。というか、本番中にステージの上の人間がダメ出しするなんて普通ないよね」などと終始和やかな雰囲気でした。
小さなハコでドリンクを飲みながらまったり席で楽しめるライブはやっぱりいいなァー。驚いたのは、とてもアットホームというか、観客と作り手の距離が近いこと。ライブが終われば、佐藤さんが普通にお客さんに「どうでした?」と声を掛けていたり、CDを買えば本人から直接手渡ししてくれたり、ちょっとしたおしゃべりを交わしたり。
これが数百人以上の規模になったら無理だし、作り手のそうしようという意志がなければ実現しないし、お客さんも一定の良識を持ち、「お約束」が分かっている人でなければやはり出来ない。
それが実現出来ているということはすごいことだと思うと同時に、なんでこの出演メンバーなのにチケット予約が瞬殺されないのかと逆に不安にもなってくる。いや、ライブに参加する側の立場から言わせてもらえば、こんな恵まれた好条件のライブに参加できるのだから、予約が殺到するほど大人気にならないのは都合がいいのだが、一ファンとしては、「ひょっとして、あまり人気がないのかな」と思ってしまい、何とも寂しい。本当にあまりに人気がなかったりすると、CDが売れず次が出なくなってしまうので、それは困る。そんなわけで、複雑な心境です。
次のライブも参加したいなー。